2021年05月08日

昨日の水泳の【R・I】選手に対してのSNSによる東京オリンピック&パラリンピック不参加表明に関しての考察?

オリンピック&パラリンピックの出場を目指す選手なら、どのような競技種目の選手であろうともほぼ全員が自分の人生や青春を賭けて日々の過酷な練習や訓練に明け暮れているはずです。ましてやオリンピック&パラリンピックで自分がメダルを取れる可能性と自信のある選手なら尚更です。

処で、現状の日本のスポーツ界全般と報道マスコミ機関、わけても特にテレビ局とのなれ合いともたれあいの相互扶助的な関係性は目に余るモノがあると言えます。かつての日本のスポーツ界の姿はオリンピック&パラリンピックの創設時の基本的な概念に近いものでした。つまり、各競技種目の選手達は実業団と言われる各会社に採用されていました。つまり、各会社の社員という身分で、各会社によっての多少の差異は有っても? 基本的には短い時間では有っても? 会社で働いて給料を貰いながら自分の好きな競技スポーツ種目の練習に打ち込んで来たのです。つまり、そこには実業団各社の理念の元にスポーツ本来の持つアマチュアとしての原風景が確実に存在したのです。

本来スポーツとは? 中世のヨーロッパの王侯貴族達が余暇を愉しむ為の娯楽の一つとして採り行われていたのです。つまり、元々のスポーツの本当の語源は暇を持て余した王侯貴族たちの【遊び】と言う意味なのです。つまり、本来的にはスポーツ以外に自分自身の生活はもとより家族を養うための手段としての金銭的な収入源は別にキチンと確保していたのです。日々の生活の中での余った時間を活用して人生に潤いを持たせる感覚でスポーツを楽しんでいたと言うのが本来の姿だったのです。

やがて、時代が進んで特に近年になってからは野球やサッカーやバスケットボールに代表される観客が観て楽しむスポーツ種目が脚光と関心がもたれるように成ってきました。テレビの普及と発展が後押しをしたのです。大観衆を収容する球場や競技場でテレビ中継が花形となったのです。大観衆を呼び込む各種のメジャー競技スポーツ種目の持つ経済波及効果とスター選手達の発信力と注目度に対して報道マスコミ特にテレビ局が眼を付けたのです。国際オリンピック委員会やパラリンピック委員会もこの現実には即座に反応したのです。

話を現実に戻します。例えば今夏の東京オリンピック&パラリンピックでもしメダルを獲得した選手のその後の立場や境遇はどの様になると思いますか? 想像してみてください。人気競技種目とメダルの色の違いで多少の差は有ると思います。男女の性別を問わずまた現役選手と引退選手の立場を問わずほぼ全選手がタレント等が所属する大手のプロダクションと専属契約を結んでテレビに頻繁に出演しまくるハズです。

テレビに頻繁に露出する機会の多いメダリストのスポーツ選手達に対しては一般的な教養はもちろん会話能力や発信能力もテレビ局の関係者に細かくチェックされるのです。その査定の結果でその後のメダリストたちの出演料の価格とテレビ局への露出頻度につながるのです。オリンピックのメダリスト達も容姿のランクと会話能力の高さや常に自己啓発能力の高い人物はやがてはテレビのコマーシャルにも頻繁に出演したり、やがてはテレビ番組を仕切るキャスターまで上り詰める人物も出てくるのです。また、全国的な知名度が高まれば人によっては時には国会議員選挙にもヘッドハンティングされるケースもあると思います。

昨日ネットを賑わした水泳の【R・I】選手も白血病を克服しながら此処まで本当によ〜く頑張って来ました。彼女の努力には心より敬意を表します。情報によると? インターネットのSNSで【R・I】選手に東京オリンピック&パラリンピックに出場を辞めるように発言して欲しい等と呼び掛けてはイケません。選んだ相手が間違っています。まだまだ彼女は21歳と若すぎますし世の中の何たるかも?人生の機微も理解できる年齢ではないのです。

そして、もう一度冷静になって大人の判断で考え直して見てください。彼女自身もやがては今夏の東京オリンピック&パラリンピックでの大活躍を含めても今後の将来のオリンピック&パラリンピックでの大活躍もほぼ間違いの無い【容姿ともに揃った超エリートスイマー】であることを忘れないで下さい。

彼女自身も間違い無く【超の付く】【スーパースポーツ貴族の予備軍の一員】とも言える【超エリートスイマー】であることはハッキリと自覚していると思います。考えても見てください。その様な【超の付く恵まれた立場】の【R・I選手】に極貧の境遇や不安定な社会情勢の中で必死にスポーツ競技に打ち込む同年代の異国の貧しい選手たちの心情を充分に理解し、肌の色や置かれた政治状況の不安定さを理解する能力や感性を期待しては余りにも酷すぎると思いませんか。そこまで【R・I選手】に過度な期待を要求しては過酷だとヒゲ親父は考えています。確かに彼女が白血病という不治の病を克服して此処まで体調を戻してきた【R・I選手】の努力には万雷の拍手を贈りたいと思います。

繰り返して言います。どのような大病を患っても? 人は決してそんなに簡単には全知全能者にはなれないのです。ましてや、21歳のうら若い女性の年齢ではどれほどに頑張っても人間としての完成度ではやっぱりそれなりの限界があって当然だと思いませんか
。むしろ、ここは【賢人は人を観て法を説け】と申します。この言葉を改めて思い起こして下さい。

最後にもう一度言います。❣ どなたかは存じませんが? SNSで【R・I】選手にあのようなリクエストを発信した人に申し上げます。 やっぱり、SNS等で発信すべき場合は相手をしっかりと見極めて選んで欲しいと思います。折角の正しいと考えられる思いつきも【ミスマッチ】では何の効果もありません。残念でした。今日のヒゲ親父でした。
posted by ヒゲ親父 at 12:35| Comment(0) | 日記